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2015年12月15日火曜日

2015年 宇都宮シクロクロス 第二戦で AJOCC デビューしてきた。

シクロクロスそのものを始めて実は今期で三年目。

と言っても組んだ年は既にシーズンの半分終了で秋ヶ瀬バイクロアしか出られず。
後半は頚椎ヘルニアにかかり、レースどころか運動もできなかった。

二年目はシーズンイン直前に肋骨を折り「kanazon岩」なる名所を作って、バイクロアの直前に右足を捻挫、
バイクロア一日目に左足を捻挫、二日目のオウルに出場して終わりという感じだった。
その後、怪我をして結局レースに出ることは叶わず、みたいな感じ。

基本的に冬は風邪を引きやすく(僕も、子供も)喘息が出るともうどうにもならないので、
シクロクロス、シーズン的に向いてないんじゃないか?という思いもなくはない。
でも、出ると楽しい、見ると楽しい、家族も楽しいと三拍子そろっているので続けていきたいという気持ちはあった。
なによりERATEHのメンバーのシクロクロス熱の高まりようがすごかったし。

今年は出るぞ出るぞと意気込んでシーズン当初から色々エントリーしまくっていたのだけど、
前橋シクロクロス→アタック金沢をぶっこんでDNS、スターライト幕張→体調不良でDNS、
バイクロア→子供のおたふくかぜでDNSと、安定感のあるDNSを刻んできて、とうとうレアキャラ認定までされてしまった。

一応断っておきたいのだけど、いわゆる「レアもの」的な意味合いの「レア」は珍しい、貴重なもののことだと思うので、
僕はレアキャラではなくて、ただの空気みたいなものだと思う。

しかしそれはそれで個人的に不本意なので、週末に出られそうなレースはとにかくエントリーする方向で過ごして、
やっと今回AJOCCのレースに出ることができた。

当日は4時半に起床して、5時に出発。ちょっと早すぎたかな。と思ったけど、精神的に余裕があったので、これはこれでよかった。
壬生でドンマイ君&Zeroさんに会って、そこからはドンマイ号を追跡。無事会場に到着した。

会場でERATEHメンバーやそのお知り合いの皆さんに会って、ちょっとした大集団みたいな感じになりつつ。
設営したら、コースに出て試走。実はまともにオフロードを走るのは今期初。自転車にまたがるのは2ヶ月近くぶりという状況だったけれど、やっぱり楽しい。

もう走ってるだけで幸せ。コースは割と平地が多めで、コーナーも難しいポイントはない。

ただ、非常に傾斜のあるキャンバーを横に走って、180度ターンして戻る場所がつらいなと思った。
バイクを支えにしながらうまくバランスをとれば滑ることもなくいけそうだったが。

さて、いよいよ本番。C4Aを走るやまぞうさんやmccoyさんたち、お知り合いを応援した後で、BMC、もとい、さとしーと整列。
リアタイヤの空気圧がすごい落ちていたので、急遽ポンプで空気を入れる。N島さんありがとうございました!

まあまあ真ん中あたりだったので、スタートは詰まっちゃうかなと思いつつ。
スタート直後、目の前の人がもたつくが、無理にパスすると後ろから出てくる人に引っ掛けられそうなので、ゆっくり安全にスタート。
先頭は遥か前方へ。さとしーの姿も見えず。

自分なりにのんびりいこう、と思いながら一周目。
ストレートでぐんぐん追い抜かれては、コーナーで追いついて詰まる、を繰り返してまあまあ疲れる。

階段を駆け上がってのキャンバー。試走と同じ感覚でいこうとしたら甘かった。
先のレースでいい感じに耕された斜面はシューズもタイヤもすべりまくる。
ずるっずるっと傾きつつ走り、脱出する。応援の声がすごく励みになる。
観客との距離が近い、誰にでも応援が飛ぶ。シクロクロスの良いところだなと思いながら走る。

二周目、アスファルトの高速コーナーからのキャンバーを乗車でクリア。
パックになっていた前の人を追い抜いて、さらにその前の人を捉えようとした矢先、
その人がバランスを崩す。
避けようとして左にハンドルを切ろうとしたところで泥に足を取られて転倒。

痛みをこらえ、すぐに立ち上がってリスタートと思ったら、何かおかしい。
ハンドルをまっすぐ掴んでいるのに、フォークが内側を向いている。
ハンドルがずれていた。慌てて無理やり捻ってまっすぐに直す。ダッシュでリスタート!
登りをギアを軽くして駆け上がり、フラットで踏もうとシフトを入れる。が、ギアが変わらない。

軽くはなるが、重くならない。何度も何度もシフトしてみるがどうしてもギアが入らない。

思わずシフターを叩く。詰まっていた泥が抜けるが、やっぱりギアは入らない。
仕方がないので軽いギアでくるくると走る。うわあこれ苦手な走り方だ・・・。
とはいっても走らないことには終われないので、必死に走る。せめて完走はしたい。
あとこれだけ長いコースなのでラップはされたくない。
とりあえずとにかく走れるだけ走る方向でがんばっていると、リアが滑り始める。
やっぱりスローパンクしていたか! と思いながらも後一周なら持ちそうだと思いスリップにだけ気をつけて走る。
皆さんの応援の声が聞こえるけれど満足に返すこともできない不甲斐なさ。

三周目、一生懸命走ってまた急斜面へ。
180度ターンの後の杭を直しているCW/多摩湖朝練部長のIsobeさんの姿が見える。

やまぞうさんの目が「いけ」と言っていた。

「いやいやそううまく転ぶわけないじゃないですか」と思いながら
問題のポイントをクリアしようとしたらズルっと足元が滑る。
体勢を立て直そうとするが間に合わず、杭に向かって滑っていく。

うん、これで今日のレースはオッケーだな。

そう思いつつ、せっかく杭を直してくださったIsobeさんにごめんなさいしつつまた走る。

相変わらずギアは入ったり入らなかったり。軽くはできるが重くはできない。
それでも何とかわちゃわちゃしながらゴール。結果は30位だったらしい。
順位よりも自分の走れなさに悔しい気持ちがあった。
やっぱり継続して練習することが大事だな。

ロングライドでもすこしずつ距離を伸ばしていくように、
シクロクロスも少しずつ自分の限界を上げていかないと。

その後はC3、C2のレースを観戦し、片付けをして帰宅した。
Zeroさん、昇格おめでとう!! 日ごろ頑張って積み上げているのを知っているし、
忙しい中で時間をやりくりして、
しっかり練習していたのも知っているから、なおさらの喜びだった。

そして現場で一緒に過ごした皆さん、ありがとうございました。

ご挨拶できなかった人もたくさんいるけれど、これからもっとシクロクロスに参加して、
少しずつ顔を覚えたり覚えられたりしていこうと思います。

画像は昇格確定でホームストレートに戻ってきたZeroさん。

2015年9月29日火曜日

アタック金沢400 ソロ 完走のこと

昨年はアタック直江津300ソロを完走し、今年はどこを走ろうかと考えていた時に、金沢駅の鼓門の写真を見て、金沢に行こうと決めた。

色々なルートを探して、距離的に近そうなルートを選択。どこを通っても山をいくつも越えるので、最短距離を選んだ。

色々事前に準備や下調べをして、今回は到着後一泊するプランで。

夕方に東京を出発し、真夜中の碓氷峠を越え、渋滞を避けて上田方面を走り、早朝に三才山トンネルを抜けて松本市内へ、松本トンネルから国道158へ向かい、野麦峠、安房峠を登って、飛騨高山へと下り、富山を抜けて金沢市街に向かうルート。

距離410キロ、獲得標高4500mのコース。

東京〜碓氷峠〜上田方面までは、昨年も走った直江津行き共通ルートを使った。
秋ヶ瀬まで荒川で、そこから254号を北上、18号へと抜けていく。

昨年は途中膝の痛みに苦しんだので、今年はペースを緩く、痛みや違和感はなるべくその時にケアしていくことを心がけて走った。

おかげで脚の痛みは皆無。途中、左膝に軽い痛みを感じたが、休憩してストレッチすることで回復。
これは成功だったと思う。

一方で、リュックにまあまあ重い荷物を担いでいたので、肩の痛みが酷かった。
また、サドルがヘタってしまったのか、僕が太ったのか、坐骨とサドルの間に挟まれる尻肉が腫れて座っているのが苦痛な状態で、後半200キロは走行していた。

大半が登りで、シッティングメインの中、これはキツかった…。

この間のツールド東北でも同じ痛みがあったので、サドルを交換した方が良いのだろうか…。
もうすぐ四年使用していることになるし…悩むところ。

旅の経過を家族やみんなに共有して遭難しても大丈夫なようにw 今回はGlympseというアプリでリアルタイムに位置情報をWebに共有してみた。

iPhoneのバッテリーをかなり喰うものの、見ていた人からは概ね好意的な反応で、これはよかったと思う。


さて、ざっくりと旅の過程について語ろうかなと思う。

序盤、吉井までは本当に順調で、川越で一度コンビニ休憩し、イートインでのんびりとパスタを食べる。
その後も快調に飛ばし、富岡製糸場で写真を撮る。閉まってたけど。

群馬を走る頃には夜も更けてきて、走る車の数も減ってきて、妙義インター前のファミリマートで休憩していると、車で立ち寄ったお兄さんに「こんな時間までお疲れ様です」と言われるw

碓氷峠と碓氷バイパス、どちらを走るか迷ったけれど、夜中の碓氷峠旧道はちょっと怖かったので、街灯もあり、車の通りもある碓氷バイパスを選択。
ところがこれが結構怖かった。
ハイスピードでダンプが走ってくるわ、車のいない時は横の茂みから猿が顔を出してくるわ、
段々寒くなってくるわ、延々登りが続くわで、とにかく休みながら必死に登った。
やっとのことで軽井沢の標識を見つけ、喜んで下りに入る。

さ、寒い!! 気温を見ると4度!!

仕方ないのでひたすら脚を回しながら走る。
コンビニがあったら休憩しようと思いながら走るが、さすが観光地、コンビニがみんな閉まっていた。

結局西軽井沢のローソンでやっと休憩し、温かいものをとって身体を温める。ここで手袋とネックウォーマー買おうかと思ったけど、多分下りきったら使わなくなって荷物になるだろうからやめた。

上田方面への道はほぼ下りなので踏めるのだが、あえてなるべく負荷をかけず惰性で下る。それでも十分なペースを稼げるし、脚を休めたい(次は延々登りだから)。

そして三才山へと向かう。緩めだが延々登る。

途中立ち寄ったセブンイレブンのオーナーさん? にのど飴をいただく。斜度を聞くと、7%から8%くらいだけど、あとは大したことないよ、と言われる。

…大したことあった。

三才山有料道路までひたすらキツイ坂で、三才山トンネルは少し緩んだけれど、トンネル抜けたらまたキツイ坂。

そして早朝にもかかわらず、まあまあ車が走ってくる。
みんなうまく避けてくれるけれど、なかなか休みどころがなく、ひたすら頂上目指して登った。

数キロの登りを経て、今度はガーンと下っていく。
ガードレール横は崖で、道もそこそこ荒れていてかなり気を使った。
全体的に登りより下りの方が疲労感あった気がする。

松本市に下りてファミリマートで休憩し、松本トンネルへと向かって走る。
トンネルを抜け、農道を走る。ここで一度止まって着替え。
ジャージからインナーから靴下から、汗で冷えたウェアを着替える。少しだけ気分が晴れる。
しかしこのとき眠気が酷かった。ちょっと寝ようかと思ったけれど、日を遮るものもないし、だだっ広い農道なので、気が引けた。

完走してしっかり寝ようと決めて、そのまま再開。
しかししばらく行くと「落石のため通行止め」の表記が。

仕方なく数キロの道のりを戻り、国道158号へ迂回する。
ここから、上高地、高山方面へのひたすら続く登り地獄が始まった。

地元のローディと思われる人たちに軽快に抜かれつつ、えんやこらと登っていく。
やっと登りきって下って行くと、また延々登る。
しかもトンネルが連続するので非常に恐怖感があった。
路側帯も狭く、休めない。
それでも必死に登って登って登りまくった。

そこに安房峠があった…。

ここからまたつづら折りを登っていく。水も切れる。
誰も通らない(時折車が下ってくる)荒れた道のりをひたすらガーミンの高度表記とにらめっこしながら登る。

登っても登っても山が続いていく、頂が見えない。

この山終わんねーんじゃないのか、そう思った時、やっと高度表記の山が下がっていくのが見えた。
斜度が一段と上がってキツかったが、必死に登って、ようやく高山市に到達した。

頂で少しだけ休み、一気に下っていった。

あとは飛騨高山を下り、富山に入ってひたすら走り続ける。
金沢に入るところ、市街に入るところでちょっとキツい登りを登らされたが、食いしばって登りきり、金沢駅に到着した。

とりあえず、尻が痛かったのと、登りが思ったより過酷だったのとで、もう二度と走りたくないルートかなと思った。

もう少しフラット多めなルートなら、400でと走れるな。
と思った。

所要時間は26時間51分(415キロ)なので、一般的な400キロブルベの制限時間には到達できていると思う。
なかなかタフな登りが多いコースでこのタイムなら、まあまあかなと。

来年はもう少し登らない方向でチャレンジしたいな…。

2015年8月10日月曜日

つくば9耐の話

今年もやってきたつくば9耐。昨年は悔しい想いもしたし、走った手応えもあった。

今年の目的は、エースチームを表彰台に乗せること。

そのためのサポートチームに自分は入った。
正直に言うと、いろいろな理由があって、ギリギリまで集中力も調子も上がってこなかった。
6月に体調を崩してから、コンディションも低空飛行で。なんていうか、自分に対しても手応えがない感じがあった。

ただ「自分は何のためにこのレースに出るのか」をひたすら自問自答して、自分で自分の気持ちを上げて。
ギリギリになってメンタルを上げ、最後の悪あがきに大好きな都民の森に通いまくり、脚への刺激と、精神の統一をして臨んだ。

入賞狙いのチームは、隊長、zeroさん、miyaさん、Jimaoさん、くろちゃんの五人。

僕の入るサポートチームは、ヒデヲさん、まこさん、さとしさん、ヤスさん、kanaの五人。まこさんはエースチームからサポートへの異動。

そして、自由に走るチームに、やまぞうさん、イバヲさん、そうちゃん、そうちゃんJr.(残念ながら部活で故障してDNS)、すよよさんの、五人。

こんな布陣で臨んだ。

午前の部。サポートチームはなんとかエースチームをアシストしようと頑張るが、タイミングが合わなかったり、ようやく合流しても消耗したり、と戦略的に走る難しさを痛感した。それでもいくらかはサポートできていたと思うし、実際にエースチームの順位もよかった。

僕はうまくタイミングが合わなかった方で、結局10分程度でピット入り。貢献した感じかなく、とても焦ったけれど、無駄に消耗するより、フレッシュな脚で午後に賭ければいいと自分に言い聞かせていた。

午後の部は僕がスターターとなり、エースチームを引っ張るエースの中のエース、zeroさんをサポートすることになっていた。

不安はあったけど、目的は明確だったから、とにかく自分が前に出て、開始早々から前目のポジションに、彼を連れて行くこと、あとは回せる限りローテに入って、彼の体力を温存させること、この二つを目標にして、強く頭の中にイメージした。

そして午後のスタート。前から3列目くらいに位置取り、ローリングでも周りを見ながら位置取りを考える。
zeroさんは少し後ろに埋もれている感じだった。
コーナーでは、ラインが維持できずにインから膨らんでくる人や、アウトから被さってくる人もいて、この時点で既に嫌な感覚があった。

だからアクチュアルスタート後、隙間があったらポジションを上げていき、早めにzeroさんを前に連れ出すつもりで走った。振り返ると、大体同じくらいの間合いでzeroさんも付いてきていたから、おそらく意図は伝わっていたと思う。

アクチュアル二周目だったか、第二ヘアピン抜けてからのストレートで、それは起こった。

集団の形は、先頭を優勝候補のチーム達が引き、間に僕らを含むなかなか前に出たいけど出られないチーム、なんとなく真ん中にいる感じのチーム、そして、フラウブリッツェンの選手、という形。
明らかに先頭前目のポジションに行かないと危険な雰囲気だった。

コーナー脱出後の直線で、隙間ができたので少し前に出ることができたので、次のコーナーを抜けたら一気にかけて前に出よう、そう思っていた矢先。

僕の二人か三人前くらいで、ふらついた人がいて、肩が隣の走行者に当たって、当たられた方が転んだ。
この人が僕の走っていた列だった。僕の前が続けて転んだ。この辺から、記憶が曖昧だった。

可能な限りブレーキした。
落車を告げるために叫んだ。同時にクリートを捻った。
飛んだ視線の先に、僕のバイクが宙を舞っている姿が見えた。
両肩に鈍い痛みがあり、視界が真横になった。
視界の端で、見覚えのあるジャージがもう一人転んだのが見えた。

すぐに立ち上がり振り返ると、zeroさんも転んでいた。
一瞬絶望感に包まれたが、その前に事故処理しなきゃ、と思って、自分のバイク、誰かのバイク、立てなさそうな人、みんなで道の脇に退避した。

ヘルメットが割れて、頭から血を流している人もいる。
腕から血を流している人もいる。自分も軽傷だが、腕にチェーンリングの刺さった跡がある。
zeroさんは、身体は大丈夫そうだった。
無線で落車の旨を告げてくれていて、心強かった。

ある程度場が落ち着いたので、リスタートに意識が向く。幸い、僕のバイクはチェーンが外れただけ(とこの時は思っていたけれど実はヘッドがずれていた)だった。
しかし、zeroさんのバイクが走れる状態になかった。

リアホイールが曲がってしまっていた。

多分、その時は何も考えてなかったと思う。ただ目的だけが頭に強くイメージされていたから、瞬時に答えは出た。

ホイールを外し、zeroさんに渡した。最悪ピットまででも、走れるなら周回しても、どっちでもいいけれど、エースチームの歩みは止めてはいけない。
僕のチームは戻ってゆっくり交代したっていい。
だから迷いはなかった。ブレーキを調整しリスタートしたzeroさんを見送って、僕は回収車を待った。

回収車が来て、自転車を乗せてもらったあと、歩いて本部まで戻る。自転車とzeroさんのホイールを受け取り、担いで帰った。

ヒデヲさんが駆け寄ってきたので、アンクルタグを渡した。サポートチームもできるだけ早く復帰して、エースチームのリカバリーをサポートしなきゃならないから、当然のことだ。

そこからは、もうあんまり覚えてない。

みんなが頑張っている中で、何もできずにただ見守っていた。

「全然貢献できてないじゃん」

そんな思いばかりが大きくなった。そんなときに、同じく走れなくなったzeroさんが言った言葉。

「やれることやろう」

僕の中の色んな気持ちがこぼれた。


結果として、落車により80位台まで一時は順位を落としたエースチームだったが、みんなの頑張りで、午後の部だけで11位。総合的には9位へと返り咲いた。

みんなすごいよ。そう思っていたら、また自分だけ何もできていないな、という気持ちが湧いてきて、悔しくて、いたたまれない気持ちになった。

終わったあとの荷物の片付けのとき、誰もいないタイミングで、またこぼれた。

走れなくてもチームに貢献することはできる、できたはずだ、とただひたすらに自分に言い聞かせた。

今年のつくばは、今までで一番辛い一日だった。

2015年7月29日水曜日

sfiDARE PASSERO についての考察その二

比較対象はコスカボSLR、レイノルズアサルトSLG、シャマル2way fit。

フレームはサーベロ S3 と、GDR メテオランチの両方で。

荒川河口往復、ホンダエアポートまで往復都民の森(平均斜度3.5%/20キロ強)の上り下りで。

まずはフレームとの相性みたいなところを。
予想はしていたけれど、S3と組み合わせると、固すぎて踏めない。
フレーム、ホイールともガチガチになるので、基本的に踏み続ける必要がある。
ペタリングロスをいかに無くすか、ということが大事になりそう。
平地を走ったけれど、振動吸収性も低い。タイヤがチューブレス(irc X-Guardだけど)でも、かなりの疲労感だった。

反応は良い、と思っていたのだけど、おいしいところを味わう前に疲れる組み合わせだな、というのが僕の第一印象だった。

ただコーナーはすごく安定感がある。シャキッと車体が立つ、というのかな。すごく安心してバイクを倒せる。
ホイールの剛性なんじゃなかろうか。

さて、メテオランチに取り付けての印象。
ランチのしなるフレームによくマッチしてる。
過去にレーシングゼロと組み合わせたときに、似たようなフィーリングを感じたけど、それにさらに軽さがプラスされた感じ。

ランチとの組み合わせでも、基本的には入力し続けるスタイルで回していく必要はあるのだけど、フレームのしなり、溜めをうまくホイールに伝えるようにリズムが取れると、気持ちよく進む。

ダンシングして一時的に体重で押し込むように踏んだときも、バイクがブレない。すごく相性が良いと感じる。
ただし、乗り心地はシャマルにチューブレスの方がやはり快適だった。

タイヤを25Cにして、もう少し空気圧を落とすとまた変わるかもしれないけれど、快適性はいずれにしても落ちた気がしている。

登りはすごく楽だった。いつもは自走でアプローチする都民の森に車で行ったから、脚もフレッシュだったけど、明らかに脚が回る。頑張れるポイントが少し広くなった気がする。脚を回せる限界の斜度の上限が上がったというのかな。

一方下り。カーボンリムの発熱が怖くて、恐る恐る、止まる度に温度を確かめながら下ったけれど、やはり相当熱を持つ。
推奨のGOKISOシューで下ったけれど、10秒越えるとリムが鳴き始める。リアの当て効きは短時間でフロントも断続的に短時間で入力して減速してやる必要がありそう。

ただ、触れないほど熱い!ってレベルにはならなかった&かなり慎重に下ったので、実際の限界値はもう少し高いと思う。それでも僕のように下りが下手くそで、しっかりブレーキしながらダラダラ下りたい人にはちょっと工夫が必要かもしれない。

ということで、多分普段よりブレーキ少なめで下ったわけだけど、先に書いた通りコーナーの安定感が高いので、恐怖感は少なかった。
時々ある片側交互通行で停止しなければならないところが怖かったくらいかな。そのおかげで停止後のリムに触れられたのだけど。

繰り返しになるけれど、かなり慎重に、減速と発熱の両方に気を遣って下ったからの評価なので、実際の限界値はもう少し高い。

都民の森は僕ですら、本当はもう少し速度早めでも下れると思うので、よほど延々ブレーキをかけ続けるみたいなマネをしなければ大丈夫かなと思う。

ただ、ブレーキシューがすごい減る。新品を前日取り付けて走ったのだけど、下ってきたらかなり減っていた。
4つで2000円と安いけど、コストパフォーマンスは高いとは言えない。

制動力、耐熱性ともに、レイノルズアサルトのカーボンリムには敵わない。ただこれはレイノルズのレベルが高いのだと思う。

ホイールの軽さと剛性の高さが目立つので、走っていて気持ちの良いホイールだとは思う。
リムがかなり固い印象なので、スポークテンションなどで工夫すると、また違った印象になるのかもしれない。

良くも悪くも、非常に尖った性能かな、という評価。

タイヤを変えて、また少し印象が変わるかな、変わるといいなあ。

2015年7月15日水曜日

sfiDARE PASSERO が我が家に来たの巻

昨年の冬だったかな。カーボンリムでチューブレスに対応したホイールとして、sfiDARE Passero の存在を知った。

シクロクロスで使われていたのだけれど、ロードにも使えそうということ。そしてオールラウンドに使えそうなリムハイト、チューブレス対応というところに魅力を感じて、入手したいと思っていたのだけれど、対面でしか販売されないようで、しかも関東には取り扱い店舗がなく、そのときは諦めて、いつか記憶から遠ざかっていた。

ところがこの春にたまたま、またまるさんから「次期ホイールはパッセロ」というツイートを見て記憶が蘇った。
思わず「自分も欲しかったんだ」という話をしたら、何と製作者の104サイクルさんを紹介してくれたのだった。

そんなこんなで縁が呼んだ出会いと言える、sfiDARE Passero を組んでもらったので、その記録と、まだ2回、合計100キロ程度しか乗ってないが、数回にわたってホイールのインプレなどをやっていきたい。

多分関東では初なんじゃないだろうか。

まずは事前の打ち合わせや入手までの経緯を。

104サイクルさんに、ホームページから改めて問い合わせをし、東京に住んでいるので、組んだホイールは郵送していただきたいことなどをお伝えする。

すぐに折り返し返信があり、通常は対面販売のみとのことだが、今回は知り合いの紹介ということもあり、対応してもらえることになった。

104サイクルさんに厳密に確認はとっていないけれども、絶対対面販売のみ! という感じではないので、今後関東の人が sfiDARE を入手したい場合も、まず同様にお問い合わせから始めると良いと思う。

こちらの希望は郵送と、リアハブをPowerTap G3に交換すること。G3はこちらで手配し、先方に送った。
こちらは+5000円のアップチャージで対応していただけた。

ただし、通常仕様のハブとは、必要なスポーク長が異なったため、取り寄せのために少し時間を要した。
これはあらかじめ注意が必要そう。通常仕様なら多分もっと早く入手できるかもしれない。お店の忙しさにもよると思うが。

組んでもらう前に、メールと電話でやりとりして、自分の好みや希望を伝えることができる。
用途や体重、スポークテンションの好みなどをざっくり伝えた。
リムがかなり固いので、女性には割と柔らかめに組むようにしているとのこと。
後日インプレしたいと思うが、確かに固い…。

リムにステッカーを貼るのだが、こちらは赤、青、黄、白、黒、緑、グレーから選択できる。
二箇所に貼るので、赤と黄色、のような組み合わせにも対応してくれる。僕は青にした。

あとは出来上がりを待つだけ。部品が揃ったとの連絡があってから、数日のうちに完成し、届いた。
ただまあここはお店の都合次第だと思うので都度納期を確認されたい。

で、届いたホイールを確認。まず最初の印象は「軽い」ということ。ワイドリムで、リアハブはPTなのだが、持った感じ非常に軽さを感じる。
リムの軽さや、重量バランスが良いのかと思う。

メテオランチのフレームも、持つと軽さというか重量感を感じさせないバランスを感じるのだが、それに似ている。

振れは縦も横も目視ではわからない。無しと判断。
フロントハブはノバテックで、シールドベアリング。
これがすごくよく回る。
手回しして放っておくとクルクルクルクル回っている。

リムを見ると、Stans notubes のリムテープ。
TL対応とのことだったが、どうやらTLレディということのようだ。
僕の勝手な分類だが、基本無加工でチューブレスタイヤが取り付けられる、カンパフルクラムやシマノのTLホイールのことを、チューブレス対応と考えていて、リムテープやチューブレスバルブ、シーラントがmustなタイプは、チューブレスレディ、と考えている。

てっきり前者だと思っていたので、ここはやや思惑外れた感。あまり前情報も多くなかったため、仕方のないところ。

ただ、リムの形状は通常のクリンチャーリムと異なり、少しビードに食いつきやすそうな形をしていて、チューブレスを意識した設計であることは理解できた。

タイヤにHutcinson atom TL を使ってみたが、最初はビードすら上がらず、エアも盛大に漏れた。
僕はボントレガーの flash TLRを使っているので、エアを貯めて一気に入れることができる。
しかし、これをもってしてビードが上がらなかったので、やはりシーラントやバルブホール周りの工夫が必要なものとして判断した。

ただ、タイヤにもリムにも個体差があると思うので、この辺はあくまで「僕のパッセロは」ということで考えてもらうと良いと思う。

そんなわけで、タイヤをIRC の X-GUARD TL にして、バルブ根元にバスコークを塗布してバルブホールの密閉度を上げ、さらにシーラントを多めに注いでから再トライ。
今度は見事にエアも入り、ビードも上がった。

しかしリムハイトに対して付属のチューブレスバルブが短いため、ポンプの口金がうまくはまらなかった。

パナの中継ぎ型のエクステンダーを使って解決したが、チューブレスではビード上げのために一気にエアを送ることが重要なため、使っているポンプによっては、口金がしっかりはまるよう、何らかの工夫がいると思う。

さて、ビードは上がったものの、リムサイドからシーラントが盛大に泡吹き状態。この状態でホイールを手に持って縦横斜めと傾けながら、泡吹き箇所のエア漏れが止まるのを待った。

そのときの写真をこの記事に貼り付けておく。これも個体差があると思うし、タイヤ起因の可能性もあることを付け加えておく。
(一年間放置していたタイヤなので…w)

幸い、漏れが収まってから改めて9気圧程度まで、高めにエアを入れて、しばらく放置した後は、エア漏れもなく、問題なく使えている。

最後に、これは104サイクルさんには全く関係のない話。
組んでもらったPowerTapが壊れていたようで、検知はするけどケイデンスもパワーも全く出ない。キャリブレーション値も210とか変な数値が出る。

電池交換したりあれこれやってみたが全くダメで、もう一本あるレイノルズのPowercapをはめてみたら見事に使えたので、Powercapがおかしいのだろう。

日本の代理店様は海外から取り寄せたものについては、「有償でも」修理交換対応は一切しないそうなので、本家PowerTapに問い合わせている。

まあ、最悪はキャップだけ買えるということがわかったので、PTとの交渉がうまくいかなきゃ買うしかないな。


まあそれはともかく、購入、組み付けまではここまで。
次回は実際にはいて走った感想を記事にしたいと思うが、できればS3とメテオランチ両方で試したいので、少し時間がかかるか、さらに二回に分けるかもしれない。

2015年5月11日月曜日

吐かぬなら 吐くまで踏まそう ホトトギス

土曜日はのんさんのレースデビューだった。
東京ワンダーレースと併催の、ランバイクチャレンジシリーズ(RCS)に参加してきた。

あいにくの天気だったけど、のんさんもノリノリで、ビシッとデビューを決めてきた。
圧倒的ドンケツでも、怪我もせず、泣かずに走りきったので、それでOK。
本人は楽しかったからまた出たいと言っているので、機会があればまた参加してもらおう。
初めてたくさんのお友達と走ったし、決められたコースを走るっていうのも初体験。

今後に期待。

さて、日曜日は皇居周回デビューで朝練してきた。

ECUのアタッカーはせさんと、筋トレ及び朝ランに余念のないナポリさん、はせさんのお知り合いのお二人と。

早く着いたので、コース確認や雰囲気を知るために先に走る。二周ほど走るが、自分のペースさえ守ればコース自体はそうキツくないな、と思っていた。

ところがどっこい。

集まったメンツが良くなかった。いや練習強度的には良かったんだけれども、とにかくキツかった。
先頭交代しようと思っても、早すぎて前に出られない。

4周目で千切れた。

皇居の嫌なところは、信号があるので千切れてもタイミング次第で追いつけるところ。
追いつけるならいいじゃないか、と最初は思った。しかし、追いつくために頑張る→信号で追いつく→信号変わって千切れないように頑張る→千切ry の繰り返しで、休めないインターバルをやらされるような格好になるのだ。

吐きそうだった。というか、朝ごはん少なくて良かった。

それでも自分周回含めて7周ほど走り、育児のため離脱。

帰り道が延々向かい風で辛かった。久しぶりに脚がガクガクした。

車はそれなりにいるし、危ない箇所もあるけど、練習になる良い場所だった。うちから30分と少しでたどり着けるのも良い。

また皇居に行って練習しようと思う。

そして、やはり、はせさんはとんでもない男だ。
いつか平地くらいは勝ちたいもんだ。覚えてろよ。ありがとうございました。

2015年5月8日金曜日

GW初日、ECUメンバーと久しぶりのサドルトーク。

ものすごく久しぶりにECUメンバーと走った。
チームの若大将、違った若師匠であるところのMさんことfreedom師匠が近く自転車カフェ的なお店をオープンするとのことで、そのプレオープンに花を添えに。

荒川からさいたま方面へ北上し、吉川でカレーを食べて、江戸川に向かい、南下してお店に行くライド。

HINAさん、タロウさん、はせさん、onさん、グッティーさん、kanaの6人。

朝、いつものように早朝に目覚める。のんびり準備したのだけど、それでも余裕の時間。我慢できずに走り出す。

前日まで喘息でヒィヒィ言っていたので、とにかく踏まないように、と思いながら走っていたのだけど、楽しくてつい踏んでしまう。まあ、仕方ないよね。

気がついたら荒川河口。

葛西臨海公園に7時に着いた。待ち合わせは9時。
とりあえずマックで朝ごはん食べて、駅前でぼんやりしたあと、もう一度荒川河口まで戻った。
それでも微妙に時間があったので、荒川を少し走り帳尻合わせして、8時半に葛西臨海公園駅に再着。

時間までダラダラ過ごしていると、徐々にメンバーが集合。ECUチームライドなんていつぶりだろう、なんて思いつつ、まったりと走り出す。

まったり…ゆるく…。

道中はHINAさんの一本引きで、割と着いて行くの大変なペース。辛くはないが、油断すると咳が出る。
喘息が出る、出る!と思いながらも頑張って食らいついた。

ルートは車はそこそこいるものの、道はそう悪くないし、走りやすかった。さすが。
あっという間に吉川のカレー屋さんに到着し、各々カレーを食す。

帰りは江戸川でECU名物はせさんのアタックとか色々あったけど概ね楽しかった。久しぶりに自転車に乗るグッさんがちとキツそうだったけど、あれは多分仕事の影響だろう。お休みの日まで大変だ。

そんなこんなして浦安にある師匠のお店「風輪」に到着。
職人が丹精込めて手削りしたきめ細かいかき氷を頂く。

これがお世辞抜きに美味。暑かったこともあるが、フワフワとした氷に生いちごを潰して作ったシロップと練乳の甘さが疲れを癒してくれる。
これからのライド、寄り道して食べるには最高だなと思った。

風輪では師匠自らセレクトした自転車やパーツの販売なども行うらしく、はせさんがedcoのホイールを早速オーダー。

させられそうになっていた。主に周りのメンバーの煽りで。

店内にはちょっと珍しい展示もある。大きなテレビに昨年のジロデイタリアが流れていた。
ライドの休憩スポットにもとても良いな。ぼんやりのんびりできるし。

また、今後はトレーニングブースも作ってワットバイクを常備するとことなので、近所の人は雨の日のトレーニングに立ち寄るのも良いかと。

オープンは5月13日の予定とのこと。スペースはそう広くはないので、有名になる前に行くと良いだろう。

その後はonさんに道案内していただいて荒川まで帰還。葛西橋でお別れして、荒川をゴリゴリ踏んで帰った。

GW初日にとても楽しくて幸せなライドだった。
またECUメンバーと走りに行きたいな。